SYMSの概要
略称 | SYMS (シームス:Shinkin Young Management Seminar の頭文字より) |
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設立 | 1976年3月1日 |
会員数 | 正会員 275名 同友会員 622名 合計 897名(2024年4月現在) |
支部数 | 22支部 |
事業年度 | 毎年4月1日~翌年3月31日 |
会員資格 | 飯田信用金庫に取引のある企業(事業所)の経営者または後継者で 正会員は45歳以下、46歳以上はSYMS同友会員となる。 |
SYMS同友会 | 1988年7月13日設立。 現役を卒業した46歳以上の会員は自動的に同友会員となります。 |
発足の経緯
飯田信用金庫の会長を務められた故久保田良一(りょういち)会長が理事長当時の1976年、山本有三(ゆうぞう)著戯曲(ぎきょく)「米百俵」を発想の原点として、「時代を背負う若者に勉強してもらい、時代に即応した経営方式で企業を伸ばすことこそ、地域発展の基本となる。」との考え方から、飯田下伊那地域の若手経営者に呼びかけて飯田信用金庫50周年記念事業の一つとして発足し、2015年4月に創立40周年を迎えました。
SYMSは5年毎に記念事業の一環として記念誌を発行しており、2015年度に「米百俵PartⅧ」(DVD)を制作しました。この記念誌の表題を「米百俵」としたのも、発想の原点を忘れることなく、目の前の厳しさに耐え、明日を、未来を展望出来得る教育の場を培いたいと願ってのことです。
≪ 山本有三(ゆうぞう)著「米百俵」≫とは
明治維新、新潟の長岡藩は官軍の攻めに、藩・住民生活ともに窮乏(きゅうぼう)。三根山藩(みねやまはん)から「米百俵」が届く。藩の重鎮小林虎三郎は、この米を藩士で分けようとする考えに身を挺して反対し、「百俵の米を基にして子弟たちの教育に使うのだ」と学校を建てた。藩は非常に教育が盛んとなり、後に山本五十六など日本の各方面で活躍する人材を生んだ。
「SYMS宣言」
― リニア時代を見据えて ―
我々SYMS会員は経営者としての資質を高め、企業と地域の発展を目指します。
1.能動的に学び、時代に求められる人財になろう。
1.正しい情報の収集に努め、変化する社会へ対応しよう。
1.会員相互の交流を深め、その縁(ゆかり)に感謝しよう。
SYMSは飯田信用金庫が米百俵の精神に基づき昭和51年に設立し、これまで多くの若手経営者が会員となって人間形成に励み、決断力・行動力を身に付け、強いリーダシップを得る学びの場として活動してきました。この貴重な場を育んできた先輩へ感謝し、同じ志を持つ仲間と共に次の世代へと継承していきます。企業は「経営者以上にはならない」といわれます。その為、SYMS会員は魅力ある経営者となるべく自ら日々全力で学び、己の企業と地域経済の発展に資する人財になることを目指します。今日、情報過多と呼べるほど多くの情報が素早く手軽に得られるようになっています。その実、有用でないものや正確でないものも混在しており、必要とされるもの、真実と呼べるものを見抜く力を養わなければなりません。我々は新しい時代に向けて高い志で学び続けることをここに宣言します。
SYMSマーク説明
- 1)マークの構成(外円S、内円のYMの組立て)
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詳細
イ、外円は地球とSYMSの団結、平和を示す。内円は右から左へ外円を押し破らん如きSYMSの情熱、バイタリティー、発展を表現する。
ロ、内円の中のYは、トビを表す。
(高所より経済、経営、地域等、広い視野から見詰め・常に目的に向って真一文字に向う闘志を表す。)
ハ、内円の中のMは、山を表す。
(SYMSの研鐙が自己のものとなり、大きな山となる。二つの山はSYMSの会員と信金を表しトビの羽根となりSYMSの意義を示す。) - 2)要約
- SYMSは情熱、バイタリティー、融和を持って研讃し、広い視野に立って地域の発展、世界の平和へと貢献する。